■プロフィール
私はサラリーマン出身の俗に申します「脱サラ坊主」です。自分の可能性を信じ未知の世界に飛び込みました。 物欲の時代が繁栄し続けてきた昨今、心のケアが必要の時代がやがてあるのではとの思いから仏門に入り15年、沢山の方にお会いしました。沢山の人生のドラマを観て参りました。そんな中でも「ちょっとの対話で解決するのに」ということもたくさんありました。こんな思いをしている私です。皆さんに接する場を沢山与えてください。そして皆さんで人間のプロになれるように、導き、教え、生きていきたい。
■資 格
埼玉県布教師会会員・社会福祉教導士・カウンセラー・
寺院ビハーラネットワーク会員
●ビハーラの理念●
1)限りある生命の、その限りの短さを知らされた人が、静かに自身を見つめ、また見守られる場である。
2)利用者本人の願いを軸に、看とりと医療が行われる場である。そのために十分な医療行為が可能な医療機関に直結している必要がある。
3)願われた生命の尊さに気付かされた人が集う仏教を基礎とした、小さな共同体である。(ただし、利用者本人やその家族がいかなる信仰を持たれていても自由である。)
●「ビハーラ」とは●
「ビハーラ」とは、「仏教ホスピス」という表現に代わる、仏教を背景としたターミナル・ケア施設の呼称として、1985年に田宮仁が提唱したものです。
ビハーラという言葉は、古代インドにおいて仏教教典などに使用されたサンスクリットという雅語であり、「休養の場所、散歩して気晴らしすること、仏教徒の僧院、または寺院」というような意味を持つ、往古ビハーラと呼ばれた仏教施設は、「一には病人に供給す、二には病のために医薬の具を求む、三には病者のために看病人を求む、四には病者のために法を説く、‥‥」と言うような諸機能を果たしたといわれております。
今後の日本におけるターミナル・ケアのあり方を求めるに際し、仏教理念を背景とした実践を意図する中で、このようなビハーラという言葉の意味やその機能に着目したわけです。
なお、ホスピスという言葉には、中世におけるキリスト教の聖地巡礼に伴う宿泊施設としての始まりから現代的な意味に至るまで、永い伝統と裏づけのある内容が存在することはよく知られている。このホスピスという言葉を尊重し、一方で宗教的立場の違いを明確にするために、仏教用語である「ビハーラ」という言葉を提唱したのです。このことは、「仏教ホスピス」という「木に竹を継ぐ」様な表現を避け、仏教の主体性と独自性を求めたからでもあります。